初心者のための初めてのボートレース|競艇のルール・買い方・楽しみ方をやさしく解説!
- ボートレース(競艇)ってどんな競技?
- 初心者が知っておきたいボートレースのルール
- ボートレースの舟券(投票券)の買い方
- 出走表(レーサー情報)の見方を覚えよう
- 初心者がボートレースをもっと楽しむためのポイント
- ボートレース初心者によくある質問(FAQ)
- まとめ|まずはレースを見てみよう!ボートレース初心者でも楽しめるポイント
ボートレース(競艇)ってどんな競技?
水上で行うスピード勝負のギャンブル
ボートレース(競艇)は、エンジン付きのモーターボートで水上を高速で駆け抜ける公営ギャンブルの一つです。
競馬や競輪などと並び、地方自治体が主催する公営競技のひとつとして親しまれています。
レースは水上で行われ、モーターの音と水しぶきの迫力、選手たちの繊細なハンドルさばきが魅力です。
初心者の方の中には「競艇」という言葉で馴染みがあるかもしれませんが、現在では正式名称が「ボートレース」に統一されています。
とはいえ、いまだに「競艇」と検索されることも多く、意味合いはほぼ同じです。
競馬・競輪・オートレースと並ぶ「公営競技」
ボートレースは、日本全国で楽しめる4大公営競技のひとつです。
以下のように、各競技にはそれぞれ特色があります。
- 競馬:馬と騎手がレースを行う
- 競輪:自転車と選手が競走する
- オートレース:オートバイによるレース
- ボートレース:モーターボートと選手が水上を疾走
公営競技はすべて的中すれば配当がもらえる「投票券(舟券・馬券など)」を購入して楽しむギャンブルであり、ボートレースもその仕組みの中にあります。
全国にあるボートレース場一覧と特徴
ボートレース場は日本全国に24か所あり、それぞれに特徴があります。
たとえば…
- ボートレース蒲郡(愛知県):ナイター開催あり。潮の干満が影響しづらく初心者向け。
- ボートレース住之江(大阪府):SGレースが多く開催される有名場。
- ボートレース平和島(東京都):東京湾に近いため、風の影響を受けやすい。
このように、レース場ごとの水面環境や風向き、スタートの傾向などが違うため、慣れてくると「今日はどこで開催されているか」で楽しみ方が変わってきます。
初心者が知っておきたいボートレースのルール
1レースに出走するのは6艇だけ
ボートレースでは、1レースに出場するのはわずか6人の選手(6艇)。
競馬では多いと18頭立てなどもありますが、それに比べると的中率の高そうな公営競技と言えます。
また、6艇にはそれぞれ色と番号が割り当てられており、以下のようになります。
枠番 | 色 | 番号 |
---|---|---|
1枠 | 白 | 1号艇 |
2枠 | 黒 | 2号艇 |
3枠 | 赤 | 3号艇 |
4枠 | 青 | 4号艇 |
5枠 | 黄 | 5号艇 |
6枠 | 緑 | 6号艇 |
枠番によってスタート位置が異なり、基本的に内側(1号艇)が有利とされているのも特徴です。
スタートはフライング厳禁の「スタート展示」方式
ボートレースのスタートは、競馬のようなゲート式ではありません。
「フライングスタート方式」と呼ばれ、決められた時間内(スタートタイミング=0秒)に、タイミングよく走りながらスタートラインを通過するというルールです。
スタート展示という予行演習もあり、これを見て選手のスタートのクセや勢いを予想に生かすこともできます。
フライングした場合は失格(返還対象)となり、舟券を買っていた人も払い戻しにはなりますが、選手本人には大きなペナルティが科されます。
勝敗を分ける「ターンテクニック」と「コース取り」
ボートレースの勝敗を決める最大のポイントは、第1ターンマークでの攻防です。
このターンをどれだけスムーズに、速く、かつ他艇に妨害されずに回れるかが、レースの流れを決定づけます。
また、1コース(インコース)を取る選手が有利とされるのもこのためで、イン逃げ(1号艇がスタートから逃げ切る展開)が最も勝率が高いというデータもあります。
ボートレースの舟券(投票券)の買い方
舟券の種類と基本の買い方(単勝・複勝・2連単・3連単など)
ボートレースで楽しむには、まず舟券(投票券)を購入する必要があります。
舟券とは「どの艇が何着になるか」を予想して買う投票券のことです。
初心者が最初に覚えておくべき舟券の種類は、以下の通りです。
舟券の種類 | 内容 | 番号 |
---|---|---|
単勝 | 1着の艇を当てる | シンプルだが配当は低め |
複勝 | 2着以内に入る艇を当てる | 当たりやすい |
2連単 | 1着と2着を順番通り当てる | 定番・高配当も狙える |
2連複 | 1着と2着を順不同で当てる | 少しラク |
3連単 | 1〜3着を順番通り当てる | 難しいが高額配当 |
3連複 | 1〜3着を順不同で当てる | バランス型 |
最初のうちは、「2連単」や「3連複」など、当たりやすさと配当のバランスが良い券種から始めるのがおすすめです。
券売機・スマホ・ネット投票の違い
ボートレースの舟券は以下の3つの方法で購入できます。
- ボートレース場や場外売場の券売機:現金で直接購入。初心者には操作がわかりやすい。
- スマホやPCからのネット投票:登録が必要ですが、自宅からでも気軽に参加できる。
- アプリや投票サイト:最近では専用アプリからも購入可能。ポイントやキャンペーンも豊富。
とくに初心者の方には、「舟券はネットでも買える」という手軽さが、参入ハードルを下げてくれます。
初心者におすすめの買い方とは?
まずは少額からのスタートが鉄則です。
舟券は1枚100円から購入可能なので、たとえば1レースに500円までと決めて、楽しむ感覚で始めるのが良いでしょう。
また、「全く予想がつかない」ときは、1号艇を1着に固定した2連単や3連単などの買い方が、データ的にも安定しています。
慣れてきたら、選手や展示タイムを見ながら「推し選手軸」で買う楽しみも広がります。
出走表(レーサー情報)の見方を覚えよう
勝率・コース成績・モーター評価の意味
出走表は、ボートレースを予想するうえで欠かせない「選手データ」が詰まった情報表です。
主に以下の項目を押さえておきましょう。
- 勝率:直近6ヶ月の平均着順をベースにした指標。高いほど安定感あり。
- コース別成績:1号艇での勝率、2号艇での2着率など。艇ごとの得意・不得意が見える。
- モーター評価:各選手が使用するモーターの成績。数字が高いほど性能が良い。
とくに初心者が注目すべきは、「勝率」「コース別の成績」「モーター2連対率」です。
これらの数字をもとに「この選手は1コースが得意」「このモーターは勝率が高い」といった判断ができます。
枠番(1号艇〜6号艇)の有利不利
ボートレースでは、1号艇(インコース)が圧倒的に有利とされており、過去の統計でも1着率が最も高くなっています。
一方、5号艇・6号艇などのアウトコースは不利とされますが、展開次第では大穴になることもあります。
初心者のうちは、「1号艇からの軸買い」が最も当たりやすく、予想も立てやすい買い方です。
展示航走のタイムや展示スタートも参考に
レース前に行われる「展示航走(てんじこうそう)」や「展示スタート(スタート展示)」も大切な判断材料です。
- 展示タイム:直線スピードを測る。数値が速ければ好調と判断できる。
- 展示スタート:スタートタイミングを予想できる。本番とズレることもあるが参考にはなる。
展示タイムは、選手・モーター・気象条件などの総合的な調子を見る上でも重要な要素です。
初心者がボートレースをもっと楽しむためのポイント
レース展開を予想しながら観戦しよう
ボートレースの魅力のひとつは、わずか数分で決着するスピード感と、その中にある駆け引きです。
ただ結果を待つだけでなく、「誰がどう動くか」「どの選手が有利か」を予想しながら見ることで、レースの面白さが倍増します。
たとえば、「イン逃げが決まりそう」「4号艇がまくってくるかも」といった予測が的中したときの爽快感は、ボートレースならでは。
初心者のうちは実況や解説を聞きながら、実況に合わせて視点を動かすだけでも理解が深まりやすくなります。
お気に入りの選手を見つける楽しみ
ボートレースでは、全国に約1,600人以上の登録選手がおり、それぞれに個性や得意コース、戦法があります。
初心者のうちは「よく名前を聞く」「いつも勝っている気がする」などの理由で気になる選手を見つけてみるのも一つの楽しみ方です。
推し選手を見つけることで、
- 勝率の変化や出場レースを追いたくなる
- グッズを集めたり、サイン会に参加するファンも
- 競技としての魅力にハマる入口になる
といった形で、ボートレースがより「自分ごと」として楽しめるようになります。
競艇場ならではのグルメ・イベントも魅力
ボートレース場(競艇場)には、レースを見る以外にもさまざまな楽しみ方があります。
- 名物グルメ(地元B級グルメなど)
- お笑い芸人やアイドルのトークショー
- 子ども向けの遊具やふれあいイベント
といった家族連れやカップル向けのイベントも多く、「ギャンブル場」という印象を大きく覆すような、明るい雰囲気になっています。
最近は女性限定エリアやキッズコーナーなどの整備も進んでおり、初心者でも気軽に遊びに行けるレジャースポットとして人気が高まっています。
ボートレース初心者によくある質問(FAQ)
Q. 競艇とボートレースって何が違うの?
呼び方の違いだけで、競技内容は同じです。
かつては「競艇」という名称が一般的でしたが、現在では「ボートレース」という愛称で統一され、女性ファンや若い世代にも広く親しまれるようになっています。
Q. 初心者は何から始めればいい?
まずは1号艇を軸にした簡単な予想からスタートしてみましょう。
現地に行かなくても、YouTubeの公式配信やアプリでレース観戦が可能です。
「観て楽しむ→少額で買ってみる→データを見て考える」という流れで、自然に知識が身につきます。
Q. いくらくらいから買えるの?
舟券は1枚100円から購入可能です。
初めは1レースに500円程度までと決めておくと安心して楽しめます。
多くの人が「少額で楽しみながら予想を学ぶ」スタイルをとっています。
Q. 女性や若い人でも楽しめる?
もちろんです。
最近は女性レーサーも多く活躍しており、女性ファンも急増中。
競艇場も施設の清潔さ・安全性・イベントの充実に力を入れており、家族連れやカップルで訪れる人も多数います。
まさに“誰でも気軽に楽しめるエンタメ”として進化を遂げています。
まとめ|まずはレースを見てみよう!ボートレース初心者でも楽しめるポイント
ボートレースは、「ギャンブル=難しそう・怖そう」というイメージを持たれがちですが、実際にはルールがシンプルで、初心者でもすぐに楽しめるスポーツです。
1レースに出走するのはたったの6艇、予想の中心になるのは1号艇、舟券は100円から購入可能――。
このように、「覚えることが多すぎて無理!」と尻込みする必要はありません。
さらに、ネット投票やライブ配信が充実している今では、自宅にいながらスマホ1つでボートレースの世界に触れることができます。
これからボートレースを始めてみたいと思ったあなたにおすすめのステップは次のとおりです。
- YouTubeなどでレースを観戦してみる
- 1号艇軸など、簡単な買い方で少額舟券を試す
- お気に入りの選手や場を見つけて楽しみ方を広げる
ボートレースは、予想力・観察力・直感力を駆使しながら、何度でも挑戦できる奥深い世界です。
まずは気軽に「観てみる」ことから始めて、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
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