南アルプス市で高校に行かない人がとるバリエーションが増えています。
今は、高卒の資格を取りつつ自分の時間を費やせる通信制高校の選択をする方が南アルプス市でも増えています。
日本国内の高校生およそ330万名の中、17人に1人が通信制高校を選択しています。
入学時に学力試験を設けない通信制高校も南アルプス市ではたくさんあります。
自宅で通信で行うカリキュラムのため、職に就いている方に限らず、自宅待機の方であっても高卒資格を自分のペースで取得できます。
学費は全日制の学校の半額以下であるところがたくさんあります。高い収入がある世帯でないならば高等学校等就学支援金を使えますため実質無償になります。
日本国内に通信制高校は約250もあります。
個々が特徴的な高校です。まずは以下のチェック診断であなたにフィットした通信制高校を見つけてみましょう。
それに対して「高卒認定」等と呼称される「高等学校卒業程度認定試験」は高校卒業の人と同程度の学力を持つことを認定するものであり最終学歴は中学卒業となりますが、高校卒業と同じく、大学や各種国家試験の受験資格を得ることができますので、そのために取得する方が南アルプス市でも多いです。
卒業に必要な条件は3つあります。3年以上在籍する、74単位以上の修得、30時間以上の特別活動への参加になります。ただし、通信制高校に編入・転入をした場合、その前の学校での在籍期間も足されます。
狭域通信制高校とはは、通学できるのが学校の所在地の都道府県に加えて1都道府県の通信制高校です。おもに公立の通信制高校になります。公立高校というのは都道府県の教育委員会が管轄するため、生徒が入学できる地域が学校のある都道府県と隣のひとつの都道府県だけと限られます。
また、転入・編入の場合は何月でも入学できる通信制高校が多くなっています。
通信制高校の登校頻度は?(南アルプス市の通信制高校選び)
公立の通信制高校では最低2週間に1回の登校となります。
私立の通信制高校は学校や選択コースによって違います。週3〜5回登校しなければならない学校、月1〜2回だったり、1年で3〜5回しか登校しない学校もあります。
通信制高校の進路は?
通信制高校全体の卒業生の内、大学への進学率は約18%ほど、専門学校への進学率はおよそ20%ほど、就職の割合はおよそ19%程となりますが、全国の数字ですので各々の学校により数字は大きく異なってきます。
進学課程を設置している学校は進学率が上がってきますし、就職で役立つ資格や検定の取得を目標にする課程を設置している学校では就職率が上がってきます。
通信制高校にて専門知識を獲得している生徒は就職時にも全日制高校より有利になる場面は南アルプス市でも多いですし、こうした傾向は徐々に顕著になっています。
通信制高校に行く人はどんな人?(南アルプス市の通信制高校選び)
かつては全日制高校を辞めた生徒や不登校の生徒が通信制高校に行くイメージというのが南アルプス市でもあったのですが、現在ではそうしたイメージは変化しています。
全日制高校を退学した方や不登校の方も多いですが、あえて通信制高校に入学するケースも多くなっています。
デザイン・イラスト、声優やタレント、ダンス、eスポーツや美容師などというようなジャンル専門の課程が設けられた学校に入学すれば高校卒業のみならず専門知識を修得できるため先に専門知識とともに社会に出たいと考えている方は通信制高校が合っています。
さらに専門カウンセラーが常駐するなど不登校の生徒も手厚くサポートしてくれる体制がある学校もあり、安心して通学できるという生徒も少なくないです。クラスがイヤな生徒は個別指導もしてもらえる学校もあります。
通信制高校は、なぜ人気?
通信制高校が人気の理由は様々です。
登校が最小限で済む、授業料が安いなどの通信制高校独自の制度で選択する方もいますし、不登校についての支援が受けやすい、独自のペースで学習できるというような方もいます。
最近は専門コースが充実していることで通信制高校に行く方も南アルプス市では多いです。デザインやイラストからeスポーツや声優やダンス、美容師などといった分野を強化した課程は通信制高校独自のものです。