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王子の生活保護の手続きと申請方法

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生活保護を受給している人数は200万人を超える

2011年から生活保護を受給する方の数は200万人超になっています。。

とりわけ王子でも高齢者世帯の割合が多くを占めています。

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

生活保護でもらえる金額

生活保護で受け取れる金額は、厚生労働省が定めた最低生活費より収入をのぞいた金額になります。

最低生活費 − 収入 = 生活保護費

最低生活費というのは、世帯構成、住んでいる地域で変動します。。

生活に必要な光熱費や食費などの生活扶助と住まいの家賃などの住宅扶助を足したものが最低生活費になります。。

物の値段や賃貸料が高い場所に居住しているケースでは最低生活費は高いですし、世帯を構成する人数が増えれば最低生活費の金額は高くなります。

下記は最低生活費の目安になります。以下の額から収入をのぞいた金額が生活保護費となります。

一人暮らし・単身者の場合

100,000円〜130,000円程度

夫婦2人世帯の場合

140,000円〜190,000円程度

夫婦2人と子供1人の世帯の場合

180,000円〜230,000円程度

夫婦2人と子供2人の世帯の場合

200,000円〜260,000円程度

母子家庭や父子家庭等のひとり親家庭の場合

母子家庭,父子家庭などのひとり親家庭の場合は「母子加算」分が上乗せされます。「母子加算」とされていますが父子家庭についても当てはまります。

ひとり親家庭で子供1人の世帯の場合

170,000円〜210,000円程度

ひとり親家庭で子供2人の世帯の場合

210,000円〜260,000円程度

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

王子の生活保護を受けるのための条件

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世帯の全員が持つ資産、(働く)や給付金などの公的制度、親族の支援を生活費にあてる必要があります。それでも生活がつらい場合に生活保護を受けられます。。

資産についてはお金にすること

預金や生活するのに利用していない土地・家屋等があれば売却して生活費に使う必要があります。

預貯金について

最低生活費の５０％ほどならば持っていることを認められます。また、介護と医療のための金額と子供の教育のために必要な金額も持つことを認めてくれることもあるようです。

持ち家について

古くなっている等の理由で資産価値がない場合は持つことを認めてくれます。

住宅ローンが完済していないときも生活保護が利用できないわけではありませんが、生活保護費を住宅ローンに使えないため注意が必要です。

自動車について

自動車は資産になるから、基本として売却する必要があります。

しかしながら、公共交通機関が存在せず仕事に通うのに不可欠であったり、障害をお持ちの方の通勤や通院等に欠かせない場合など、生活のために不可欠であると判断されると、自動車を持つことが可能になるケースもあります。

働くことが可能な場合は働くこと

仕事に就いていても収入が不十分であるならば収入と最低生活費の差額分を生活保護費としてもらうことができます。

病気やケガなどが理由で働くことができないときやシングルマザーで育児のため働けない、介護をする必要があるので働けないときも認めてもらえれば生活保護が支給されることもあります。

生活保護以外の公的制度を利用すること

障害年金などが受給できる場合は年金が優先です。

また、生活福祉資金貸付、雇用保険失業給付、住居確保給付金、母子父子寡婦福祉資金貸付金など、王子の生活保護以外の生活がつらい方を援助する公的制度を使える場合もそちらが優先になります。

親族から援助してもらうこと

扶養の義務がある親族から支援がもらえるときは親族より援助を受けることが優先されます。

親族がいない、親族も生活が厳しくて支援ができないなどの場合、また、親より虐待されている場合等は相談により生活保護ができるケースもあります。

以上の措置を取っても収入が最低生活費まで行かないときに生活保護を受給できます。

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東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

王子の生活保護の申請と手続きの流れ

生活保護についての手続きと申請は王子地域の福祉事務所でします。

申請した後に家庭訪問等の実地調査、資産調査、働いていなければ仕事に就けるかの調査、親族による支援を得られるかの調査などがなされて、問題なければ生活保護費をもらえます。

調査に要する期間は原則14日以内(最長30日以内)です。

まず福祉事務所の生活保護担当に行く

王子を担当する福祉事務所の生活保護担当へ行くのがスタートです。

生活保護の詳細や生活保護の他に役立つ生活福祉資金、様々な社会保障施策を説明してくれます。

生活保護の申請を行う

生活保護の申請手続きをしたい望みのある方は全員申請を行えます。

さらに、諸事情により自身で手続きを行うことができないときには代わりの親族による手続きも可能になります。

申請の手順や書類の記入方法等については担当者が指導してくれます。

申請のための必要書類は？

世帯の収入、資産の状況が把握できる書類、たとえば預貯金通帳や給与明細等を持っていきましょう。

担当者の指示によって必要書類があれば、したがって準備します。

自宅への家庭訪問による訪問調査

自宅の生活をリサーチされます。

収入と資産の調査

給料や年金、親族の仕送り等というような収入を世帯の収入ということで収入認定します。

加えて、銀行、金融機関等を調べて資産を認定します。

所有する家などの不動産、自動車、貴金属などの資産を把握して、生活していくのに保有を認めるか否かの調査を行います。

不可欠でないものは、生活保護を利用する時までに売却をして生活費にしなくてはなりません。

働く能力の有無を調べる調査

仕事をしていない方のうち就業できる人は能力に応じて就業して生活費のためにハローワーク等で求職活動をすすめられます。

親族からの支援が可能かの調査

親や子供や兄弟姉妹等の親族から支援を得られるかを調べます。

王子でも、親族より虐待を受けている場合等は事前に伝えておけば相手に連絡しないようにすることができます。

生活保護の審査の結果はどれくらいの期間で出る？

王子でも、通常であれば14日以内に結果が伝えられます。

調査に時間が必要となるときには、最長30日以内となります。

生活保護をもらえる「開始」か、利用できない「却下」かの通知が書類で届きます。

住所をもたないなどというようなときは電話で知らされることもあります。

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

生活保護の支給額はどうやって決まる？

生活保護の支給額は王子でも厚生労働省が定める最低生活費と収入によって決定します。

最低生活費 − 収入 = 生活保護費

世帯人数や生活する地域によって最低生活費は変動していきます。

生活保護の金額の目安はこちらを参照してください。

最低生活費の金額は地域によって決まる

最低生活費は生活する地域により決まり、物価や家賃が高額な地域に居住するならば最低生活費は高くなります。

「１級地−１」から「３級地−２」に分類されていて、「１級地−１」の地区は最低生活費の金額も高く設定されます。

厚生労働省「お住まいの地域の級地を確認」

生活状況によって加算されます

障がい者、ひとり親家庭、児童を養育する世帯については金額が加算されます。

身体障害者障害程度等級表の1,2,3級の方は等級により「障害者加算」を加算します。

障害の等級の目安はこちらです。

母子家庭や父子家庭などのひとり親家庭は児童の人数によって金額が「母子加算」が加算されます。

用語は「母子加算」となっていますが父子家庭についても該当します。

加えて、18歳になる日以後の最初の3月31日までの児童が生活する場合も児童の人数によって金額が「児童養育加算」が上乗せされます。

住宅扶助基準による加算

実際に負担している家賃について実費が上乗せされます。

各地域の基準額の範囲で計上されますので、必ず家賃全額が加算されるわけではありません。。

その他の加算される基準

教育扶助基準や高等学校等就学費として、小学生、中学生や高校生を対象にして加えられます。教材費、高校生の入学金などの実費も上乗せされます。

介護扶助基準ということで居宅介護による介護費用の平均月額、医療扶助基準として治療などするための医療費の平均月額も加算されます。

さらに、最低生活費認定額ということで、出産や葬儀についても経費の基準額が上乗せされます。

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

王子の生活保護の種類と内容

生活保護制度では生活するために必須の各コストに対して扶助がもらえます。

生活扶助

食費・光熱費・被服費等の日常生活に欠かすことのできない支出が受給できます。

住宅扶助

アパートなどの家賃が地域に応じて決められている基準額の範囲でもらえます。

教育扶助

学用品や教材費や給食費等、義務教育のために必須の出費について定められた基準金額の範囲で支給されます。

医療扶助

病気、けが等の際の医療にかかる費用が直接病院などの医療機関へ支払われます。(本人負担なし)

介護扶助

介護にかかる費用が直接介護事業者に支払われます。(本人負担なし)

出産扶助

出産のための費用のうち決められている基準の中で実費をもらえます。

生業扶助

仕事をするのに欠かすことのできない技能を身につけるのに支払う費用のうち決められている基準金額の範囲内で実費をもらえます。

葬祭扶助

葬祭のための費用について決められている基準の中で実費を支払われます。

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

王子の生活保護を受けると免除される費用

生活保護を利用していると免除になるものもあります。

いろいろな税金

所得税、住民税、固定資産税などのような税金を払わなくてよくなります。

国民健康保険料

生活保護受給者は国民健康保険の被保険者から除外されるので国民健康保険料が免除になります。

生活保護の医療扶助によって、医療は全部無料となります。

国民年金保険料

生活保護を利用していると国民年金保険料を払う必要がありません。

しかしながら、もらえる年金は少なくなります。

老齢基礎年金額は保険料を支払っていた場合の2分の1、平成21年3月以前の免除期間については3分の1です。

NHK受信料

生活保護を利用していると申請すればNHKの放送受信料が免除されます。

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生活保護の水際作戦とは？

生活保護についての水際作戦というのは福祉事務所の担当者が生活保護を申請したいと思っている申請者に申請させないように導く行為を指します。

何が何でも生活保護を手続きできないといったケースが多く生じています。若い方で職に就いていない方の場合は、仮に精神的ストレス等で就職するのができなくても、就職活動をして働くことを説得する例も多いです。

窓口で数時間にわたって説き伏せられて申請できなかったというような事例もあります。

申請した方のおよそ80%が生活保護を受けられていますので、申請をすることが最後の砦、つまり水際というわけです。

生活保護を申請された際には福祉事務所は通常であれば14日以内に生活保護適用の可否について決めて申請者に文書で通知することになっています。

申請もすることができないのは誰が見てもおかしいことです。

最近ではしっかり対応してくれる担当者も多いですが、一部では依然として水際作戦のような対応をする窓口や担当者があるようです。

かたくなに生活保護の申請をさせないといった場合には、支援団体や弁護士などに依頼して、窓口にいっしょに行ってもらうということも効果的になります。

いずれにせよ、生活保護の水際作戦というような対応はなくなるべきです。

東京都王子で生活保護を確実にもらうために申請前にすべきこと

年金と生活保護を両方とも受給できる？

王子でも生活保護と年金を両方支給してもらうことは可能です。

ただ、年金については収入になります。

年金を計算に入れた収入額が国が定める最低生活費(最低生活費の目安はこちら)以下であれば生活保護費が支給されます。

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無料低額宿泊所を使って住居を確保する

無料低額宿泊所というのは生活できない方を対象に無料または低料金にて入れる簡易住宅や宿泊施設になります。

家を持たない方を含む生活困窮者が対象で、利用する方の多くは生活保護を受給しています。

略語として「無低（むてい）」と言われることもあり無料低額宿泊所には、DVシェルターとして母子のためのものもあります。

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